GirlsWinterSchool2021/大田区池上おやこひろば

小学生向け冬休み企画のウインタースクールを開催しました。12月28日、小学生女子10人がおやこひろば池上のイベントに参加してくれました。



師走、忙しい時期にお子さまを預けていただいたことを嬉しく思います。

10:15おやこひろばOPEN。初対面で少しもじもじしている子、夏にも参加して会場に慣れている子、様々な気持ちで会場(フェムベース)に入ってきてくれました。

コート掛けを案内する、手洗いを促す、名札を渡す・・・先に来ている子は仕事があります。

そして今回は会場の装飾を一緒に楽しみました。空から40個の風船を降らし朝から可愛い世界へ。



【GirlsWinterSchool】

①身体を使うストーリー仕立ての「キッズヨガ 」

②みんなで準備「ランチタイム」

③心をワクワクさせる「ヘアアレンジ&キラキラメイク」

④想像し作る「SDGsワークショップ」

⑤思いを伝える「おやつプレゼン&自己紹介」


気持ちを表現できるきっかけを作る

ガールズスクールではいつもキッズヨガからスタートします。今回のテーマは「雪と氷の世界に行こう!」 最初にワークシートを使って、今の気持ちを考えて書いてみました。初めて参加した子にもわかりやすいようにヨガについて教えてもらい、ティンシャの音色を”心で聞く”体験をしました。


アナ雪の音楽が流れ、雪の世界へ出発します。


今日の課題は「自分発見」


ヨガマットは魔法のじゅうたん。

カラフルな空を見てゆらゆらしながらしながら雪と氷の世界到着すると吐く息がまっしろ。

ふかふかの雪で雪だるまを作ってポーズ。

寒い国にいるキタキツネやアザラシのポーズで可愛い鳴き声も聞こえてきました。

出来てもできなくてもいい、挑戦してみることが子どもたちの成長にはとても大切なことです。

氷の世界ではスケートを楽しんで、あたたかい紅茶のポーズに見ている私もホッと温まりました。


寒い世界でお友達の温かさを感じようとする子どもたち。

初めて会ったはずなのに、繋がろうとするその気持ちがとても愛らしかったです。


自分を表現できるきっかけをつくるキッズヨガ。

寒い国へ行ったけど、とてもあたたかい時間が流れました。





つくってくれた人にお礼を言いに行ったお昼休み

部屋を片付ける子、受け取りに行く子、それぞれの主張を聞きランチボックスを受け取りに行きました。フェムベースのご近所さんブルータスのハンバーグランチはとてもいいにおい!

「ありがとうございます!」

大きな声でみんなの分もご挨拶し、重い袋を手分けして運びます。


この二年で黙食に慣れている子どもたちは、自分の場所から動かず、一人もお話をしないで食事をしていました。話しかけたくなるのは大人の方ですね。


食べ終わったら、ボックスを重ね、箸や残したものも分別し、最後まで丁寧にお昼休みを過ごしました。


そしてお待ちかね。

持ってきたお気に入りのお洋服に着替えてカワイイ・おしゃれタイムへ




それぞれ選んだ今日の絆。

かわいい指輪、ほんとはもう子供じみていると小学生のお姉さんたちは思うかもしれない。

でも、今日は誰も見ていない。ここにいる私たちたちだけでウキウキしちゃおうってきっと思ってくれていたはず。ひとつずつ違うデザインでしたが、取り合うこともなく選ぶことができるのはさすが小学生!と思いました。(小学生女子、リボンが人気のようです)



学び楽しむワークショップ

テーマは「エシカル」。国産豚、おいしくお肉を食べた後のかわや毛がどこにいくのか学び、

捨てられるばずだったそのかわを加工したカラフルなレザーを使って、世界に一つだけのヘアアクセサリーをつくりました。

柄を選ぶのも楽しい女子たち。

はさみ、カッターを使い慎重に切って作っていきました。


「お肉1人分を作る(食べる)ということは、お水は約おふろ12杯分も使ってる」初めて聞く子ども多かったはずです。とても可愛いアクセサリー身につけ、その命と環境について触れることができました。



「自分を可愛く」ただそれだけで嫌なことも吹っ飛ぶ時間

巻髪が人気のヘアーアレンジ。早くやりたいな!そんな気持ちを抑えて順番を待ち、可愛くしてもらうとお互いに「かわいいね!」って素敵な言葉をかけ合っていました。

ちょっと間違った言葉をかけてしまったお友達にも「嫌な気持ち!」ってちゃんと伝えられたり、みんなはこうだけど私はこの髪型にしたいと言えることも、すべて学びになりました。

色を選んでアイメイクもしてもらいました。

私はクール系が好きなんだから!とカメラの前でキメてくれる子や、一緒に撮ろう!と声をかけ合う子、作ったヘアアクセサリーも付けて本当にみんな可愛い笑顔を見せてくれました。

七五三や、特別な日じゃなくても、素敵に変身させてくれる時間って普段頑張っている子どもたちの気持ちをリカバリーしてくれるような気がします。



目の前で発声し伝える大切さ

最初に会ったこともない来たこともない場所で自己紹介なんて、緊張しすぎると思うんです。だから、Pepのガールズスクールでは毎回最後に自己紹介。今日の日を一緒に過ごした打ち解けたお友達に名前や好きな色、今日持ってきたおやつのプレゼンをしました。

小学1年生から4年生の好きな色はこんな感じでした。

・むらさき

・あお

・エメラルド

・黄色

・みずいろ

・赤

・ぜんぶの色


おやつプレゼンでは「なぜ今日のためにこれを選んだのか」を説明し、

ひとりずつみんなの前を回ってひとつずつ頂く。

「これください」「いいよ」「ありがとう」

簡単な言葉だけど、言えない時もあるよね。でも大人が言わなくてもみんな、お互いに言っていました。



そして最後には、大きな声で先生たちにご挨拶。

キッズヨガを教えてくれて、

「かおりせんせい、ありがとうございました」

アクセサリー作りを教えてくれて、

「きょうこせんせい、ありがとうございました」

可愛くしてくれて、

「まなみせんせい、ありがとうございました」


澄んだ可愛い声に涙がでそうになりました。

コロナ禍で生きる子どもたちは学校生活、お稽古など様々な心情であるはずです。

そんな中でも、お母さんがこのイベントに参加を決めてくれて、良かったと言ってくれました。


おかあさんのどんなところが好き?
「ギュッとしてくれるところ」

たくさんの子がそう答えたママの好きなところ。抱きしめてあげるだけのことがどんなに子どもたちの励ましになっているか。どんなに勇気をもたらしているか。そしてどんなに素敵な女性へとなっていくのかとても感慨深い一日となりました。

先生紹介 

 キッズヨガ : PeaceYogaTokyo かわむらかおり 

 ポイントメイク&ヘアアレンジ:ヘアメイクアーティスト Manami Yanagisawa 

 ワークショップ:とうやきょうこ 

 ランチボックス:Blue +ブルータス

会場:フェムベース

東京都大田区池上7丁目2-7

協力していただいた皆さま、本当にありがとうございました。



これからも楽しみのある育児につながることを たくさん企画していきたいと思います。

産後ケア教室/会員制児童館・おやこひろば

Pep 若林明

産後ケア教室PepLLC

Pepは産後(産前)レッスンやおやこひろばを開催しています。ママの体と気持ちをリカバリーするレッスンということだけでなく、素手の抱っこの仕方や外出先でのおむつ替え、授乳を練習するための場所でもあります。大森駅、蒲田駅、池上駅の清潔で広いスペースで赤ちゃん同伴で参加できるようにしています。産後ヨガ、ピラティス、ビクス、抱っこ紐講座、向き癖や頭のかたち相談など行っています。