産後運動開始のボーダーライン

生後9ヶ月は産後運動スタート時期の分かれ目なんです。


もちろん産後の運動を開始するのは、産後1ヶ月からできることをしていくとぐんぐん良くなっていき、やり始めた日から悪くなることは絶対にありません。(産後に特化していなかったりオンラインなどは難しいですが)



生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴と母親の悩み

生後9ヶ月の赤ちゃんは、心身ともに大きく成長し、ますます活発になります。

しかし、その成長に伴い、母親には様々な悩みも生じやすくなります。



生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴


運動能力の発達:

多くの赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちを始め、探索範囲が広がります。

手先が器用になり、物を掴んだり、口に運んだりするようになります。


認知能力の発達:

大人の言葉の意味を理解し始め、簡単な指示に従うことができます。

好奇心旺盛になり、様々なものに興味を示します。

人見知りが始まる子もいます。


情緒の発達:

喜怒哀楽の表現が豊かになり、感情を伝えることが上手になります。

愛着行動が強まり、母親の後追いが始まることがあります。


言語の発達:

「ママ」「パパ」などの意味のある言葉を話し始めることがあります。

喃語(なんご)が盛んになり、言葉の数が増えていきます。


生活面では

睡眠:

睡眠時間が安定し、昼寝の回数が減る子もいます。

夜泣きが続く子もいます。


食事:

離乳食が順調に進み、様々な食材を試せるようになります。

手づかみ食べを始める子もいます。



この特徴でわかるように、赤ちゃんが大きく成長する時期なので、新たなことに挑戦するママをしっかりと態度で見せてあげるボーダーラインと考えてもいいでしょう。

産後運動を始めたいと思った時が始め時ではありますが、早い段階でスタジオに慣れること、自由に遊びを見つけることに慣れることなど、赤ちゃんが慣れやすい月齢というのもあるのです。




生後9ヶ月の母親の悩み


育児としては、後追いが始まると、家事が思うように進まなかったり、自分の時間が持てなくなったりすることがあります。

また、離乳食の進め方やメニューに悩むことがありPepおやこひろばの離乳食講座を楽しみに受講してくださっているママも多いです。


睡眠はその子の性格にもよりますが、夜泣きが続くと、睡眠不足になり、心身ともに疲れてしまうことがあります。それでも定期的に産後運動に通っているママは、大きなリフレッシュを感じているようです。


赤ちゃんの成長が順調か他の子と比べたり、不安になること多い時期でもあります。理学療法士による赤ちゃんの発達を促す遊びを取り入れたり、地域の助産師に定期的にお話しする機会を設けることで不安なく子育てができる時期です。


後追いに疲れてしまうママが多いのもこの月齢の特徴です。

運動をし始めたら泣く、

立ちあがったら泣く、

トイレに行ったら泣く、

成長しているからこそですし赤ちゃんは何も悪くありません(笑)

ママご自身がその成長に振り回されずご自身のペースで動けることが理想的です。



今回のお写真は、金曜・池上スタジオのベビママピラティスに通ってくださっているママと赤ちゃんたちです。生後三か月から参加することが可能で、双子連れでも、上の子連れでも、お一人でもママのペースでレッスンを受けています。



産後ケア教室PepLLC

Pepは産後(産前)レッスンやおやこひろばを開催しています。ママの体と気持ちをリカバリーするレッスンということだけでなく、素手の抱っこの仕方や外出先でのおむつ替え、授乳を練習するための場所でもあります。大森駅、蒲田駅、池上駅の清潔で広いスペースで赤ちゃん同伴で参加できるようにしています。産後ヨガ、ピラティス、ビクス、抱っこ紐講座、向き癖や頭のかたちの相談など行っています。