赤ちゃんのねんねは頑張るママのプレゼント
赤ちゃんにとっては、朝決まった時間に出かける習慣は、家の中では得られない刺激や発達につながると言われているんです。離乳食やねんねのルーティーンが崩れるのを心配して、なかなかお出かけに踏み切れない気持ち分かります。
お出かけが赤ちゃんに与える刺激と神経発達
毎日同じ時間に外の空気に触れることは、赤ちゃんの心と体の発達にとても良い影響を与えます。
五感の刺激と脳の発達: 外の景色、音、におい、気温や風の変化など、多様な刺激が赤ちゃんの五感を刺激し、脳の発達を促します。光を追いかける追視機能や聴覚の発達にもつながります。
自律神経の成長: 外に出て適度な活動をすることで、赤ちゃんの自律神経が育ち、体温調節機能なども発達しやすくなります。
生活リズムの確立: 午前中に太陽の光を浴びることで、夜に眠気を引き起こす「メラトニン」というホルモンの分泌が促され、体内時計が整います。これが、夜ぐっすり眠るための土台になります。
PEPのレッスンや、おやこひろばに参加してくれている赤ちゃんのねんねを紹介
おうちではぐずっていても、出先で寝てくれるようになったり、出先でぐずっておうちで寝てくれるようになったり、個性というよりも、習慣や月齢による成長で左右されることが多い印象です。最近、「ネントレ(ねんねトレーニング)」が流行していますが、それはあくまで「寝る」ための一つの手段。
※PEPでもつながりのある赤ちゃんの睡眠コンサルがいますのでいつでもご紹介します
ただ、大事なのは、「完璧に寝かせる」ことに縛られることではなく、「心地よく寝る」ために赤ちゃん自身が身体の機能を調整する力(自律性)をつけてあげる引き出しをママが持っていることが大切なのです。
ねんねの悩みを解消する秘密
「ねんね」に関連する悩み(夜泣き、寝かしつけ、睡眠不足)が、産後ママの身体的・精神的な負担のトップレベルですが、お出かけは夜の安眠にとっても大きな味方になります。
1. ほどよい「疲れ」が安眠を呼ぶ
夜にぐっすり眠るためには、日中の活動で適度に疲れることが不可欠です。
赤ちゃんは、大人から見ると少しのお散歩でも、たくさんの刺激を受けて脳も体もフル回転しています。その**「ほどよい疲れ」**があるからこそ、夜はスッと気持ちよく寝入ってくれるようになるんです。
家の中にずっといると、実はこの「適度な疲労」が溜まりにくく、夜に興奮してしまったり、寝つきが悪くなったりすることがあります。
2. 授乳・ねんね・食事がずれても大丈夫!
完璧なルーティーンを守ることよりも、毎朝外出して外の光と刺激を受けることの方が、長期的に見てリズムを整える力になります。
多少時間がずれても、赤ちゃんの体は数日で調整して元に戻ろうとする力を持っています。たまに崩れることを恐れるよりも、ママと赤ちゃんが外の世界を楽しむ経験を優先しましょう。
お出かけを習慣にするコツ
PEPはほぼ毎朝レッスンを開催しているので、お出かけのきっかけとして上手に活用してみてはどうでしょうか?
「毎朝PEPに行く時間」を決めて、その時間から逆算して準備を始める。
レッスンに行くことが、朝の光を浴び、色々な人や物に触れる定期的で確実な外出機会になります。寝かせる努力から寝る力をつける努力という考え方にチャレンジしてみませんか。
完璧を目指さなくて大丈夫。
雨の日や赤ちゃんの体調が優れない日はお休みして、無理のない範囲で、まずはお出かけを習慣にすることから始めてみてくださいね!
私は自分の産後にできないと決めつけていたことでとても苦しみました。
けれどPEPを作って生後1ヶ月からでも通える場所を続けているとママたちの力は赤ちゃんの力になることを学び必ず産後の生活が楽になると気付きました。
日中、赤ちゃんが気持ちよく活動して、夜はママも一緒にぐっすり眠れますように!
他に育児で聞きたいことがあれば、いつでも頼ってくださいね。
教室:大森、蒲田、池上
おやこひろば:池上
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