断乳・卒乳を考えているママへのメッセージ/母乳トラブルを最低限にするために

断乳・断乳を考える時は、できるだけ専門家に相談して自分のおっぱいと向き合う時間、ケアしておくことが必要です。

可愛い赤ちゃんを出産して→新しい春を迎える時は、母乳外来が混み合っています🌸


こんにちは。東京大田区、品川区で育児支援の一環として産後ママのためのケアや行く(育く)場所づくりをしているPep若林です。

先日、Pepが連携を取っている助産師菊地さんと打ち合わせをしてきました。そこで断乳を考えているママへのメッセージを預かってきたのでご紹介いたします。


「断乳を迷っているのであれば今は続けるべきです」


コロナウィルスの影響でしょうか?助産師菊地さんの母乳外来や訪問相談などほとんどない現状に例年の3月4月の状態とはあまりにも違うとおっしゃっていました。


おっぱいの終わりは2通り

・卒乳

・断乳


新年度からのおっぱいをどうするか?

大きく分けてこんな選択があります。

・100%断乳したい

・夕方以降のみあげたい(日中おっぱいが張る人/張らない人)

・疲れが溜まりすぎているので夜間断乳をしたい


自己流でこんなトラブル?!

・乳腺炎になった

・腕が上がらないほど体の変化を感じた

・赤ちゃんが泣くことへの罪悪感で悲しくなった

・痛すぎて諦めた

・簡単だったけどしこりのようなものを感じる


そもそも母乳とは?

出産後、胎盤が体外に排出されると、胎盤から分泌されていたエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが急激に減少します。そしてプロラクチンというホルモンが乳腺に活発に働きかけ、乳汁の生産を始めます。生産された乳汁は乳管を通って、いったん乳管洞に蓄えられます。赤ちゃんが乳頭をくわえ、吸う刺激により、乳頭の筋肉は緩み乳汁が分泌されます。これが母乳が出る仕組みです。
赤ちゃんの連続した吸う刺激やママの睡眠で、プロラクチンの分泌量も増え、視床下部を刺激し下垂体後葉からオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンは乳腺を取り囲んでいる筋肉を収縮させて、乳汁を乳房から積極的に押し出すポンプのような役割をします。

母乳育児・授乳/母乳育児の基礎知識 母乳が出る仕組みより



卒乳・断乳やおっぱいのケアは、乳腺炎になりやすいかどうかでもその方法は変わってきます。育児情報はインターネットでも簡単に検索できますし、育児雑誌など専門書でも紹介されていますが、自分と自分の赤ちゃんの組み合わせは唯一無二です。

専門家に相談することでシッカリと今の状態を見極めて、誰一人として同じ組み合わせのない自分と赤ちゃんの良いように断乳や卒乳のケアをすることで、お互いの小さなトラウマや不調を作らない生き方育て方ができるのではないでしょうか。


この出産、この子の卒乳・断乳は一生で一度きり、心配や不安を残さない晴れた気持ちで新しい季節を迎えましょう!


助産師菊地さんは、コロナウィルスの影響で訪問されることも不安になっている方へも電話による相談(LINEでのビデオ通話相談)も受け付けております。

30分以内500円(税別)

助産師 菊地真里子

080-7636-3453


もちろんPepへ一度ご連絡をいただきこちらよりお繋ぎすることも可能ですのでお気軽にご連絡をお待ちしております。

公式LINEアカウント

@mja7921u

・母乳相談と入力して送信してください。

産後ケア教室PepLLC

Pepは産後(産前)レッスンやおやこひろばを開催しています。ママの体と気持ちをリカバリーするレッスンということだけでなく、素手の抱っこの仕方や外出先でのおむつ替え、授乳を練習するための場所でもあります。大森駅、蒲田駅、池上駅の清潔で広いスペースで赤ちゃん同伴で参加できるようにしています。産後ヨガ、ピラティス、ビクス、抱っこ紐講座、向き癖や頭のかたちの相談など行っています。