産後ママの「丸まった姿勢」が赤ちゃんに与える影響とは?
〜実は歯並びや骨格にも関係があるかも〜
出産後、赤ちゃんのお世話で気づけばいつも前かがみに…。
特に授乳や抱っこの時間が長くなることで、無意識のうちに「背中が丸まった姿勢」になっているママは多いのではないでしょうか。
実はその姿勢、ママ自身の体だけでなく、赤ちゃんの発達や健康にも影響を与える可能性があるのです。
■ 赤ちゃんへの影響:将来の発達や情緒にも関係する
・赤ちゃんの姿勢が崩れる
背中が丸まったママの抱っこでは、赤ちゃんの体も前に引っ張られやすく、首や背中が不安定になりがちです。これにより、赤ちゃんが不快感を覚えたり、緊張したまま過ごすことになります。
・安心感が得にくい
正しい姿勢で抱かれた赤ちゃんは、ママの体にしっかりと包まれて「守られている」という感覚を持ちやすくなります。逆に猫背姿勢だとその密着感が減り、赤ちゃんが不安定な気持ちになりやすくなるのです。例えば、よくある例は置くと泣くなど。
・授乳時の姿勢が乱れ、歯並びや骨格に影響することも
ママの姿勢が丸まっていると、赤ちゃんの口の位置がズレてしまい、実は正しい姿勢でうまく乳首をくわえることができなかったりしています。
このような状態が続くと、
- 一方の顎ばかりを使う偏った授乳
- 適切な舌の動きができず、口周りの筋肉が発達しない
- 顔や顎の左右バランスの偏り
といった問題が起こり、将来的な歯並びの乱れや骨格の歪みに影響を及ぼすことがあります。
子どもがいなかった時はただ”自分の姿勢”だけ考えればよかったものが、こんな風にいろいろな影響が、数年後に子どもやご自身へ関わってくることがあることも私はこの教室をはじめて5年後くらいに知りました。
■ ママ自身の体にも深刻な影響が…
赤ちゃんだけでなく、背中が丸まった姿勢はママの身体にも様々な悪影響を与えます。
・骨盤の歪みを助長
産後の不安定な骨盤がさらに歪みやすくなり、体型の戻りが遅れる原因に。
1年後、5年後、10年後に症状が出て後悔する女性はとても多いです。
・肩こり・首こり・腰痛が慢性化
前かがみ姿勢は、常に肩や腰に余計な負担をかけてしまい、慢性的な痛みに繋がります。
復職後の仕事や、2人目、3人目の妊活にもその負担は影響します。
・呼吸が浅くなり、疲労感が取れにくい
胸が圧迫されることで呼吸が浅くなり、常に酸素不足のような状態に。疲れやすさやだるさ が続きます。
・気分の落ち込みや自律神経の乱れ
猫背姿勢はメンタルにも影響を与え、気分の落ち込みやイライラ、睡眠の質の低下を引き起こすこともあります。
■ 正しい姿勢が、育児をラクにしてくれる
姿勢を正すことは、「頑張る」ことではなく、「ラクになる」ための第一歩です。
✔ 骨盤を立てて座る
✔ 肩の力を抜いて胸を開く
✔ 赤ちゃんを自分の体に近づけて密着させる
このようにちょっとした意識だけで、
ママの体も、赤ちゃんの安心感もぐっと変わってきます。
ただ、どうすればその姿勢を保てるのかは産後の専門家でないとわからない部分もありますので、いつでもご質問くださればお答えしますし、出来るようになるまで伴走させていただきます。
「姿勢くらい…」と思いがちですが、産後のママにとっては毎日の積み重ねが心と体に大きな差を生むポイントです。赤ちゃんのため、そして自分のためにも、正しい姿勢を一度学びに来てみませんか。
産後の運動教室って、ママの体をリカバリーするだけの目的と思われがちですが、Pepはそれだけではないということです。たくさんの専フリーランスの専門家が関わっているからこそ、参加されたママや赤ちゃんにとってhappyになることをお伝えしています。
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