マタニティブルーを知る
産後マタニティブルーは誰でも起こりうる現象です。
しかし放置すると産後うつになったり、それに気づかず育児をしていると思考がネガティブな自分として生きづらさを感じている女性がとても多いのが現状です。
これから出産する方も、
産後直後の方も、
産んで何年も経っている方も、
もう一度産後のマタニティブルーを振り返ってみてください。
マタニティブルーは、
精神的な病ではないのを知っていましたか?
【症状】イライラしたり落ち込んだり、涙が溢れたり、眠れなくなったり・・・様々な感情の浮き沈みのある状態になります。
【時期】産後すぐから1か月前後に現れます。
【原因】女性ホルモンの急激な変化で起こります。
【治療】一過性のもので自然に治るママが多いです。
妊娠中は妊娠を継続する女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、リラキシンなど)が多く分泌されます。
ところが産後急激に減り、母乳を出すプロラクチンというホルモンが増加しホルモンバランスが乱れまくり。
女性ホルモンのバランスを整える一番の特効薬は「睡眠」です。
でも、不規則な赤ちゃんとの生活がはじまり、夜中の授乳や昼間の抱っこなどで24時間営業なのがが現状で休まる時がありません。
・・・・そして負のループはこうして始まります。
不規則な睡眠は自律神経を乱す
↓↑
自律神経が乱れるとホルモンバランスも乱れる
↓↑
ホルモンバランスが整わない
↓↑
産後の体や気持ちが不安定なまま
ではどうやって睡眠の質を上げるのか?
栄養バランスや、適度な運動で自律神経を整えます。
自律神経には交感神経と副交感神経があり。
交感神経が優位になっていると心拍数が増えたり休むべき時にしっかりと休めません。
産後の一か月は家にいることが多いと思いますが、外とのつながりは、スマホ。
終わりのない検索をしてしまうことが多く、赤ちゃんについての不安や、家族についてのイライラ、孤立している感の寂しさが増すばかり。
スマホは交感神経を優位にさせてしまい、余計な不安をあおる原因にもなります。
副交感神経との交換がうまくできるようになると質の良い睡眠をとることができるようになります。
質の良い睡眠を取れる方法を手にして、マタニティブルーを長引かせないことは、産後のちょっとした”意識”で変わることがわかりますね。
【マタニティブルーを悪化させないここがポイント!】
①なるべくネットの中の出来事と自分たちを比べないこと。
②1か月検診後には外に出て軽い運動する習慣を着けること。
赤ちゃんとの生活で「おっくう」を習慣化せずに、近所の赤ちゃんと通える産後の運動講座を探してみてはいかがでしょうか。
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