働くママのための保育園・0歳児クラスから卒園/東京大田区

0歳児で保育園に預け毎日泣いて別れた朝の受け入れから6年、毎日長い時間を過ごし立派に成長し卒園します。

東京大田区(大森・蒲田)でママのためのヨガ教室で”ママの行く場所づくり”をしているPep Akiです。


私が、個人事業主になるまでは、企業に勤めていたので一年の育児休暇を経た後は、0歳児で保育園に入園しました。

育児休暇中に知り合った大田区、品川区のママで”保育園に落ちた”方も何人もいて、一子目で入れることが当たりまえではないことをこの時、目の当たりにしたのを覚えています。


初めての保育園

なにごとも”ちゃんとしないと”いけないと思っていた私は、着替えや通園バッグ、シーツなど指定の大きさ、指定の枚数をきっちり買い揃えて準備しました。

今思えば、自分の事ではないことで社会と関わる初めの一歩だったから、柔軟になれなかったのかもしれません。

保育園0歳児クラスは、4月生まれの我が子からもっともっと小さな赤ちゃん(2ヶ月半)ぐらいだったかな?が一クラスとなり、朝の受け入れではあまりよくわからず預けられている子もいればぎゃん泣きの子もいました。

私の娘は、この日からほぼ毎日3年間、泣き別れです。


子どもを預けた後は、私も最初は泣きながら職場へ向かいました。

「働きたい、だけど、こんなに悲しい思いをさせてまで働くべきなのか」

ワーキングママの誰もが通る葛藤の道ですね。


3歳児クラス・年少組

4年目には区立だった保育園が民営化し、やっと慣れた子どもたちが大きく心が乱れました。

保育園の体制もあまりよくなく、保護者の不安も爆発。保育園側のミスもたくさんあり預けることへの不安を覚えながらも働くことは今更辞められないと葛藤しました。

保育園の先生方が、年配の方から全員若い方へ変わったことは、子どもたちの元気に繋がりましたがその反面、親は子どもの成長の不安などを”ちょっと相談”できる人がひとりもいなくなったことがとても悲しかったです。

私の娘は、このクラスから朝の受け入れで泣かなくなりました。


5歳児クラス・年長組

仕事が終わってお迎えに行くとクラスのお友達が次々に寄ってきて、何か話しかけてきたり、できるようになったコマ回しなどを披露してくれたり、私の腰丈以上に成長した子どもたちは、自分の子どもじゃないのに愛おしい気持ちでいっぱいになることを教えてくれました。

私にとっても子どもを通じての、社会との関わりは人生初めての6年です。

私の娘は、6年通った保育園を卒園しました。


2020年3月新型コロナウイルスの影響で、学校もお休みななり、世の中のイベントやお教室も中止となる中、保育園側は短い時間での卒園式を行ってくれました。


卒園式は、どんな服装なのか?コサージュを付けるのか?最後の最後まで娘は私に”初めての体験”をさせてくれます。

子どもたちは、毎年、和装の女の子が数名いるようですが、今年は洋服でした。全体的には黒いジャケットやボレロの子が多かったです。

母親は、普通に手持ちのスーツや、ジャケットなしのツーピースで黒系がほとんどで、白っぽいコサージュを着けている方が数名いらっしゃいました。

私は池上のフラワーショップニコさんで娘とおそろいのコサージュをオーダー。大げさかな?そもそもいらないかな?そんなことも思いましたが、感想は「着けてよかった!」黒いイメージが少し華やかになりました。


子どもを授かったことで沢山の初めての経験をさせてくれる子どもに感謝。

現在Pepは育児支援事業を主に行っていますが、私のひとつひとつの日常の経験も誰かの役に立つかもしれないし、みなさんの何気ない子育ての知恵も誰かにとっては、救いとなるかもしれないと思うと発信する事の大切さが身に沁みます。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

産後ケア教室PepLLC

Pepは産後(産前)レッスンやおやこひろばを開催しています。ママの体と気持ちをリカバリーするレッスンということだけでなく、素手の抱っこの仕方や外出先でのおむつ替え、授乳を練習するための場所でもあります。大森駅、蒲田駅、池上駅の清潔で広いスペースで赤ちゃん同伴で参加できるようにしています。産後ヨガ、ピラティス、ビクス、抱っこ紐講座、向き癖や頭のかたちの相談など行っています。